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segregated witness 署名の分離により、ブロックサイズを25%に圧縮

署名のデータというのはもちろん必要なデータなのですが、それを検証するタイミングというのは限られていまして、フルノードだけが、限られた時に検証を行うのみです。

殆どの軽量クライアント(ウォレット)などでは、署名データにアクセスする必要もなければ、署名の検証も行っていません。それなのに、ブロックチェーンの実に60%が、この署名データによって占められているようなのです。普段は参照しないデータなのに、そのデータが60%を占めており、そのアクセスに時間がかかってしまう。これがスケーラビリティを阻害します。

ですから、この署名データを本体から分離してしまい、別に管理するようにして、本当に必要なノードだけがそれを参照するようにできるようにすればいいのでは?というのが基本アイデアです。

この署名データを分離することで、軽量版ブロックというものが出来上がります。この軽量版ブロックは、いままでのブロックより軽量で、データのサイズも小さく、4分の1程度にまでコンパクトにすることが出来るとのこと。

この仕様に変更すると、1Mのブロックサイズに4倍の取引の情報が入るようになりますので、ブロックサイズを拡張せずに今までどおりの安全性を保った上で、4倍のスケーラビリティの確保ができるとのことです。

ただし、これを実装するには、わりあい根本の部分のデータ構造を変える必要があります。また、新しいビットコイン命令を幾つか作る必要があるとのことで、単純にはいかないそうです。

ただし、この方法には、利点があって、過去のすべてのデータと互換性をたもつことができる、つまりソフトウェアのアップグレードによって行うことができるソフトフォークだということです。これが最大の利点です。

またこの仕様を取り込むことで、結果として同時に達成できるメリットがあります。<トランザクション展性>の問題の解決です。これは非常に厄介な問題でして、後述するライトニングネットワークなどを実現する際の最大のボトルネックになっていたのですが、署名を分離することで、この問題を根本的に解決できるようになるとのこと。これは非常に大きいと捉えられています。将来のビットコインのためにも、署名の分離を実装しておくメリットはあるといえます。

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最終更新日:2016-03-31 01:49

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